マレーシアの古都マラッカで人気のOmni Hostel(オムニホステル)、爽やかな白インテリアご紹介の続きです。さあ、階段をのぼって、二階に行ってみましょう。よく見ると、階段の角につやめくタイルも可愛いでしょう? 二階は右側に個室の客室、左側にキッチンとラウンジがあります。
キッチンはレンガ造りの壁が印象的。アンティークの印鑑屋さんの看板が飾られています。ここでは飲み物や朝食のサービスがあり、宿泊者はお茶を淹れたり、冷蔵庫や電子レンジを使うこともできますよ。
運河に面した奥の部屋は窓に囲まれ、エアコンがなくても気持ちの良い風が吹き抜けていく最高のラウンジです。お茶を飲んだり食事をしたり、日記を書いたり、同宿の旅行者とお喋りしたり。カウンターなので一人でもくつろげます。私はよくPC作業をしていましたが、はかどる、はかどる。河の水音を聞きながら、顔を上げれば木々の緑が目に入ります。電源やWifiも完備されています。
二階でも、葉の形が違うグリーンがさまざまなリズムで潤いを加えています。カバーは自然素材で揃えてあります。
立地の強みを活かしながら、とにかくセンスが良いの一言です。もちろんお金をかけて内装工事に凝ったり、有名デザイナーの家具や照明を使えば、見栄えのするインテリアになるでしょう。でも、高くて良いものはあたりまえ。身近にある、誰にでも手が届くようなもので、さほどお金をかけずにその人らしく楽しくする腕こそ尊敬してしまいます。Omni Hostelには、家に帰って真似をしたくなるような工夫がたくさんありました。
そして、こちらの空間の清々しさの何よりの秘訣は、掃除が徹底されていること。毎日スタッフの方が綺麗に磨きあげてくれるので、こんなにピカピカなのです。オーナーのLaiさんも、日々せっせとお掃除しています。
もともとは自宅でAirBnBをしていたことがきっかけで、本格的にゲストハウスの運営を始めたというLaiさん。「いつか日本にも遊びに行きたい。日本のインテリアに興味があります。私はマラッカのような古都が好きだから、京都に行きたいですね。」と話してくれました。
(※2021年5月現在、コロナ禍のためOmni Hostelの営業状況は不明です。)
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